散り際の桜の花を浴びながら 今はもうないタワーの前に立つ 昔よく来たこの道はあまり 変わらない よみがえる幼き日々の記憶 長い階段を登りきったら もうすぐだからねと励ます母の笑顔 遊び疲れて帰る 日曜の夕暮れ 手をつなぐ父の肩越しに エキスポタワーを見上げてた 同じように僕も家族を見つめる 小さな手が取り合う君の手のひら 踏みしめる小さな 一歩ずつに合わせて ここに今僕の場所がある 長い階段の終わり近くで 駈け出した子どもたちのその先に 僕には見えてたんだ あの日と変わらない 日曜の午後の日差しが エキスポタワーに降り注ぐ 遊び疲れて帰る 日曜の夕暮れ 手をつなぐ父の肩越しに エキスポタワーを見上げてた