冷たい部屋の片隅で うずくまって いた 気付けばいつの間にか 独りだった 記憶を辿っても思い出せない 何もかも全部 震える手 怖くなって涙溢れた 落ちた欠片を 綺麗に並べても 揃わない もう戻らないの 分かっていても止められない 鏡に映った姿が霞んでも 嘘偽りのない愛の貌 渇いた笑みが貼り付いていた 時計の針が凍ったように止まってい た 瞳に明かりはもう灯らない 深い孤独の闇に呑まれて 帰る術もなく 彷徨う手 行き場失くして 息が止まった 落ちた欠片を 綺麗に並べても 揃わない もう戻らないの たとえ明日が来なくても 鏡に映った姿が霞んでも 真っ赤に焼き付いた愛の証 枯れた涙はもう戻らない 時が流れても この傷は癒えないまま 息の仕方さえも忘れた 深く深く深く溺れる 落ちた欠片を 綺麗に並べても 揃わない もう戻らないの 分かっていても止められない 鏡に映った姿が霞んでも 嘘偽りのない愛の貌 渇いた笑みが貼り付いていた