どうしようもない暗闇 午前三時ちょっと前 研いだばかりの包丁片手に 君の名前を呼んだ こっそり忍び足で 風呂場から聞こえる シャワーに高まる ちょっきんちょっきん ハサミで切る音がする 絡みつく赤い糸は君の首を欲しがっ てる 「最初の鬼は私だから」 目を閉じて君だけを想フ 突き刺した恋の連鎖が止まらない 私だけを 見て 見て 見て 其れだけだったのに 嗚呼 何で 何で 私じゃ駄目なの? 終わらないひとりかく恋慕 〜♫〜 中身を抉り取って 縫い合わせてみたんだ きっと君は気に入ってくれるでしょ 含んだ塩水がさ 溢れそうでちょっと怖い 嗚呼 きっとこれが恋のトキメキなの ぱっちんぱっちん爪を切る音がする 2時間以内に君の全部は 私だけの所有物(もの) 「次は君が鬼の番だよ」 何処までも追いかけてほしい 飛び散った恋の欠片を集めたら 私だけの所有物 所有物 所有物 それだけで幸せよ 何で 何で 何も言わないの? 終わらないひとりかく恋慕 〜♫〜 こんな筈じゃなかった 悪いのは君だから 血だけの両手が震えてるのは なんで?なんで? 高揚してる気持ちが 高ぶる胸の鼓動が あぁあぁあぁあぁあぁあぁ やっぱりこれがこいなの? 大好きな君と一緒なら… 目を閉じて君だけを想フ 「みぃつけた」 恋の連鎖が止まらない 私だけが居る 居る 居る 君の側に居るから 「私の勝ち」 「私の勝ち」 「私の勝ち」 ひとりかくれんぼ かくれんぼ