サヨナラが言えるだけでもいいのに あなただけをワル者にして 泣きだしてしまうまで見てないで だいじょうぶだいじょうぶ だいじょうぶだよ私は… 誰といたって 花火のあとってさみしい みんなで騒いでてもさみしい 夏が終わる…それだけでも 十分(じゅうぶん)くらい 夏を惜しむ気持ちになるのに 太陽も青い海も ひまわりも水着も あなたとだった想い出が 邪魔者(じゃまもの)になってゆく どうしよう 夕暮れだけいそぎだした秋の日 すこし寒い風に気づいた どこにでも 誰にでもありそうな 話だけどうまく言えずにいた やさしいのは あなたの 長所と短所 わすれるにもキライにさせない 「好きなコができたよ。」とか 「お前に飽きた。」とか 隠さずに言ったらいいの 最後までいい人に ならないで サヨナラが言えるだけでもいいのに あなただけをワル者にして 泣きだしてしまうまで言わないで だいじょうぶだいじょうぶ だいじょうぶにしてるから ともだちになれるまで待てるなら 10年も100年もあの夏にいて 秋の日の夕暮れはながすぎて 恋愛も 友情もとかしてしまうよ 悲しくて 悲しくて悲しくて だいじょうぶだいじょうぶ だいじょうぶじゃないけど 今日という一日は 消えるからだいじょうぶ だいじょうぶ私はだいじょうぶ