どんなに言葉をかさねたなら あなたの傷みを癒しきれるの どんなに灯りを近づけたなら あなたの傷みにたどり着けるの ひとときだけのぬくもりを重ねるより このまま時を待とう 誰より近くで あなたの前に横たわる 悲しみを敷き詰めた昨日は あなたにしか 一人でしか 越えられないけど 流せなかった涙ごと 放り出せない荷物ごと わたしがあいするから あなたをあいするから いつも 見えない速度で近づく朝を 早める力は誰もないけど あなたを笑顔にできるものが もしもあるなら 世界中さがして きっとみつけてくる あなたがあなたをキライな時も どうしようもなく無力な時も 明けない夜も 止まない雨も 消えない記憶も 胸につかえたままの淋しさを かすれた声を呼吸を全てを わたしがあいするから あなたをあいするから