月下美人

歌詞

なにげない優しさに強がる言葉 素直になりたいのになれない夜は 独り窓際に立ち 星を眺めて 髪を撫でる夜風が面影 滲ませた もっと近くで感じて そっと交わしたい 視線 願いが鎖のように この躰 縛り問う熱 貴方は空に光る月 私は陰に咲く白花 静かな夜 照らされた身は ゆるり 解かれて 会いたい気持ち走っても 不器用すぎて動けなくて 夢を見てる 叶わない夢 過ぎたお伽噺 微睡みの中で どれだけ遠ざけても離れない声 投げかけられた問いに鼓動が軋む 大丈夫かと酷く焦る表情 同じ想いだったなら…捕らわれた幻 一つ偽りを積み 双つを隠した朝 千と積もった祈り 全て棄て儚く散ろうか 貴方は清く淡い雪 私は焦れる蒼い炎 きっといつか 乞う熱に溶け 消えてしまうでしょう 愛していると囁やいて 瞬間 この腕を引き寄せ 二人の影 一つに成れば どんなに幸せでしょう 闇が攫う恋 貴方は空に光る月 私は陰に咲く白花 静かな夜 照らされた身に 傷みをください 会いたい気持ち走っても 不器用すぎて動けなくて 夢を見てる 叶わない夢 過ぎたお伽噺 微睡みの中で