咲いてしまうのがこわいの、と 見上げる君は 蕾 月の雫を纏いながら 躊躇うように揺れてる 切なく溢れゆくため息 ひとつ ふたつ 花びらひらいてゆく 触れてしまえば 戻れないこと 知っているけれど Never let go この庭が 棘(いばら)になって 帰れない理由になればいいのに せめて泡沫の夢だと散るのなら 覚めないで I'm falling love 僕の心にあの日から 君は咲いたままで 曖昧で無邪気な Kiss も 甘い déjà vu な香りも全部 残ってるよ 此処に Baby I miss 朝露に朽ちるように 忘れてしまえたらいいのに なんて都合いい僕らの我が儘を 笑ってよ Still in my heart 夜明けの空に残された 淡い月の下で 透明な記憶の箱 閉じ込めた想い出を ひとり眺めているの Never let go なぜ儚いものばかりが 美しく見えるのだろう 今も色褪せない夢の中いつまでも 咲いてるよ fallin'love せめて泡沫と散るのなら あと少し 少しだけ このままで… 綺麗なままでいたいの、と うつむく花が ひらり