「もう知ったこっちゃない」 どうかそんなこと言わないで。 君の手から零れた世界は 何にも面白くないんだよ どうしたって欠けた心が 治らずに痛むままで居るのなら もういいから、 眠れなくていいんだぜ 朝なんか迎えずに僕と居ようよ 高架下で僕らは 隠れるように唄を歌ったんだ 終いには、空から轟音が かき消してきたって それすら笑えてきて あぁなんだか これでいい気がした ただの馬鹿ならきっと何も 出来てはいない ここは舞台の上 僕と君だけのステージ 凍てついた手を溶かす 血液の群れ 光る風景 これは二人の秘密ね きっと行こうぜ 暗転の果てへと 大人になったうちらは ねぇ、どうなるんだろう? 見えなくなるものばかり増えて いずれ フワっと宙を舞った クラっと脳みそが揺れた"今"だって 無かったことになるのかな 何処か暗い方へ 沈む心が居て お決まりの憂鬱が また顔を見せる それでも歌うのを 辞めない貴方の声が ここは舞台の上 僕と君だけのステージ 凍てついた手を溶かす 血液の群れ 光る風景 これは二人の秘密ね きっと行こうぜ 暗転の果てへと きっとまた欠けてしまう 心があるとしても ずっとずっと二人で居よう 暗がりが続く舞台の上でも