届くのなら この夜の先へ 迷いを越え 目覚めの時を知る 指先さえ 霞む暗闇で 何を守り 何を奏でてゆくの 信じたいと 叫ぶ胸の痛みも たったひとつ 光にして 巡り廻る時の螺旋へと 響き合う 約束のハルモニー 頬を伝い落ちる涙が 未来-あす-を変えられるなら ここに在ると 私は強く 強く 絶望にも負けはしない 眠る鼓動 呼吸すべて 音色-おと-にのせて 色褪せない 消させはしない 高く煌めく Spica-ほし-を灯して 誰のために? 何を願うため? その想いも 正義と呼ぶのなら 戦うこと 傷つけあうこと 痛みさえも 正しいと言うのですか 幾千もの星が瞬き 散りゆく 軌跡 辿る 揺らがぬ意思 追い風に反響するノイズ 確かめにゆこう 夜明けのメロディ 進むの 今 目指す場所へ この声が枯れても 信じたいの 私であること 息をして 織り成されてくメモリー 夜明け前の闇も照らすほどに 奏でゆくだけ あなたと 見つけたい 私の「答」を この道標-みち-の そう彼方まで 進みゆく 離さないとあの時 誓った 一筋の光に 手を翳して 躊躇いも 夜空へ放つの 凛と 駆け抜けてく ここに在ると 私は強く 強く 絶望にも負けはしない 眠る鼓動 呼吸すべて 音色-おと-にのせて 色褪せない 消させはしない 高く煌めくSpica-ほし-へ響かせ