月の欠片を集めて 消えてしまった私の記憶を仕立てた 喜びを忘れて過去を追い求めて 新月に溶けていく 割れた頭の中で、 溶ける夢の中で歌うの 割れた鏡戻ることなく 砂時計は動き続ける 月の満ち欠け時 上を見て嘆く 君が見る空は青くないのだから 浮ついた心 雲に届きそうで 今を観る眼はそのうち溶けてく 割れた鏡の世界で 踊る君を眺めるの 裂けた世界さえも色づく 君の夜は明けることない 虚ろな瞳隠して 見えてしまった夢の続きを見つめて どろどろの海底 紡がれる叫びさえも飲み込む常闇 月の満ち欠け時 上を見て嘆く 君が見る空は青くないのだから 浮ついた心 雲に届きそうで 今を観る眼はそのうち溶けてく