扉の鍵を開けて 君のその愛を分けて 夜の帳が明けて 懲りない脳内抑えて 足りない答え合わせて 素敵な後悔をさせてあげる 静寂に賽を投げて 罪の痛みも慣れて 妄に想いを馳せて 背中に這い寄らせて 指の形捉えて 翠、黒髪を撫でて 嗚呼、只、だらしない毎夜 倦怠感の本性 切に願う、 愛の渇き 官能本 小説に描く、 愛のファンタジー 瞬間の煩悩 悦に浸る、愛の轍 純な濃度 小節に絡む、猥な談 大人になれやしないの 人並みの幸せに枯れた色 普通に落ち着いて 歳を取ったって なんの面白いことがあるの 言葉に出来やしないよ 営みをした後にとる態度 無性に悲しくて だけど今日だって愛を即席で 倦怠感の本性 切に願う、 愛の渇き 官能本 小説に描く、 愛のファンタジー 瞬間の煩悩 悦に浸る、愛の轍 純な濃度 小節に絡む、猥な談 感情 能動的に揺らぐ、闇の中に 環境・状況で蜜になる、内緒話 春嵐のよう 強烈に隔つ、 ふたりの間に 吹いた 今日も今日とてヒラリ、 咲いた花に 何を想う 割れた皿に、針を落とす