窓辺に浮かんだ 光を指でなぞる いつもの朝 静かなワンルーム 少し窮屈な幸せを 噛みしめるような 抱きしめるような 日々 少しくたびれた季節を 繰り返して 変わらない君を 離さないように手を伸ばした 少し遅すぎて 零れ落ちていく 日々 忘れられない 思い出せない 君が残した 優しい嘘 柔らかな風が 眠たげな顔を撫でる いつもの朝 変わり映えのない 退屈すぎる幸せを 噛みしめるような 抱きしめるような 日々 忘れられない 思い出せない 君が残した 優しい嘘 忘れられない 思い出せない 君が遺した 優しい嘘 悲しい嘘 愛しい嘘