季節のない朝に 通り抜けるように みんなどこかに 焦るように 感じとっているのでしょうね それで私は 奏でるギターに青い海の夢を置く どこまでもは行けないでしょう 出来そうもないでしょう 物理的なものを突き刺す太陽に 花盛りの森に 好きなように本当の意味をずっと 掛け違いながら どこかに捨ててしまう それを私は眺める 翻るリボンに エナメルの夜空に 取り替え仕様のない一部だったら 補う事が出来るのかも解らないし まだ時間が足りないし 本当に持っていたのかも忘れたし 青猫はもう昨日逃げ出して姿もない 費やした約束 素知らぬ夢の後先に 口語自由のロマンチシズム 素知らぬ夢の後先に 零れ落ちる夢の後先に 意気揚々としているグロテスク あしたがあればまたあおう