ぼんやり佇む ひとり黄昏時 遠く離れた 明日を待ち侘びてる どれだけ前に進んでも 後ろに伸びてく影 たゆたいながらいつまでも見ている 白昼夢 駆け抜けたあの草原は いまでも僕を 優しく迎えてくれるかな ずっと頭で浮かぶ風景は いつかの日々 淡い夢に たゆたい続けて 両手を開いて 空に掲げてみる 夢か現か ずっと分からぬまま 飼い慣らした筈の暗闇が 後ろに迫る日々と 指折り数えてはまた溶けていく ため息に 降りしきる光が僕を 包み込むような 優しい世界で息をしたい そっと流れた涙の意味すら もう今では分からぬまま たゆたい続けて それらしく笑うことが出来て それらしく生きて行けるけど いつも心は満たされぬまま 過ぎてく時間に 追いつけないままで見てる 白昼夢 瞳閉じてまた夢をみて目覚める朝を 待ってはぼんやり過ごす日々 きっといつかはあの頃のように なんてはまた 淡い夢に たゆたい続けて