カーテンの隙間から 朝が来たよって教えてくれる さっきまで真っ暗だった部屋が 君の寝顔が見えるくらいになった 床に落ちた布団を拾い上げて 少し寒いのは 君の心の温度のせいかな 腕の感触も首の匂いも ふくらはぎの温かさも 半分寝言みたいな言葉も 途端に始まる寝息のリズムも 寝返りを打った背中の広さも 君が私を好きって気持ちも 全部全部一滴もこぼさず 真空パックに入れられたなら もっと寝顔が可愛かったら 少しはきっと安心して君の隣で 眠れたかな 優しい夜も 赤い耳も 少し低い君の声も 身体の熱さと鼓動の速さも、全部 腕の感触も首の匂いも ふくらはぎの温かさも 半分寝言みたいな言葉も 途端に始まる寝息のリズムも 寝返りを打った背中の広さも 君が私を好きって気持ちも 全部全部一滴もこぼさず 真空パックに入れられたなら