左腕の傷跡包帯で隠した この液の赤さが滲んで痛い 自傷の言葉浴びせられては 居場所を探して逃げ隠れした 刃物を握り締め毎晩泣いた 自分騙し続けて肺が曇った 何かがおかしい何かが苦しい 嗚呼いっそこのまま楽になれたら あの子が私をいじめるから 終わらない 胸を五寸釘で打ちました 消えてください 机に置かれた百合の花瓶と 響く笑い声がもううんざりだ あの子にそっくりな御呪い人形 嗚呼いっそこのまま気づかないまま あの子が私をいじめるから 痣が増えて 胸を五寸釘で打ちました 死んでください あの子が私をいじめるから 殺しました 見て見ぬふりして笑った皆さん 次は貴方