たいして知りもしないんだろう 朝まで話をさせてくれるかい 僕らの間で何が起きているのか だけど君は 目を合わせようともしない 列車に乗り込む背中 思いつく限りの汚い言葉を吐いたら あいつは振り返り さっきまで紛れていたはずの 流れる人混みに眩暈を起こすだろう 誰も彼も あの景色に向かってゆく 惚れ惚れするような 大勢の人が通りすぎた道 みるみるひび割れていくよ 君はわかると言うけれど 僕は知らない誰かの名前 同じ道を辿るとか 自分は自分でしかない事実は蔑ろで ああ誰も彼も あの景色に向かってゆく みるみるひび割れ ああ誰も彼も これ以上は壊れてしまうよ たいして知りもしないんだろう 朝まで話をさせてくれるかい 僕らの間で何が起きているのか 僕の瞳の色の名前を教えて