誰かのように上手く言葉紡げずに 誰かのように確かな意味も掴めずに 小さく光っては消えてゆくそれが 何なのか分からない だけど この胸を強く叩くんだ 未完成なままで伝える声は どれだけ君に届くだろう 遠回りで不器用な愛を 伝える言葉 今はまだ探してる 重ねてゆくほどに 自分が嫌になって 重ねてゆくほどに 誤魔化せるようになって 上手くすり抜けては 消えてゆくそれは 差し出すことをやめた 傷付くことをやめた 僕の弱さのかたまり 未完成なままで伝える声は どれだけ君に届くだろう 完璧な何かを探すほど 君は遠くなってゆく 見て見ぬふりをした 目を背けた それを自分から遠ざけて 足りないと また歌うのだろう 雨上がりにかかって 消える虹のように儚くて 掴めずに すり抜けて それを追いかけるだろう 未完成なままで伝える声は どれだけ君に届くだろう 遠回りで不器用な愛を 伝える言葉 今はまだ探してる