さらば街よ いつかここに来た日の頼りなさを 今は可愛く思う 枯れさせた花の色は心を染める きっと溜め息ばかりが 痛めたのだろう だからぼくはここを出る 懐かしさを置いてゆく いずれそこへ辿り着く いつになるかは分からない いつかまたと... いつかまたと... 夏はそちらの方が暑いのでしょうか 手紙を書くにしても筆が進まない ここはもう見知らぬ街 遠く来たのだと またも身勝手さに支配されそうだ その度意味を問いかける 優しい人になりたいと いずれそこへ辿り着く いつになるかは分からない どうかぼくを歩ませて さらば今日の今までよ 風を受けて走り出す 涙も乾く素早さで いつかまたと... いつかまたと... いつかまたと... いつかまたと...