雨上がりの道を かさをひきずる音 思い出にならずに 胸がつまって 遠ざかる君とは ちがうものを見てたけれど ふたりで本当の心見つめあった あの夜 流れてく季節のすきまで さびしさがつぶやくこんな夜 最後の言葉も うまく聞けなかった ぬくもりを感じてた 手をはなさずに 抱きしめてやさしい夜を何度もたしかめて 夢の半分をかさね歩いた この道 立ち止まる小さな冬に 遠ざかるあの日の夜が 流れてく季節のすきまで くりかえし君を見ていた たとえ冷たく時が君を変えても 変わらない変わらない この思いは 君のいる遠くの街にも 過ぎていく小さな冬が 流れてく季節のすきまで さびしさがつぶやくこんな夜