光差す朝日に 小鳥達が鳴いている ゆらり揺られる小風が するり窓を抜ける 想い募らせては 痛みへと変わってく 君は知らないふりして そこに愛なんて無かった そこらにありふれた 言葉じゃ届かない 渇いた唇から 溢れ出した 満たされた感情 狂わせてよもっと 堕ちてゆく君 追い越すように深く 思い出は伽藍堂 愛はもういらないと 歪んで消える背中さえ 愛しいと知った 光無くした夜 うねり出す鼓動の音 二人引き裂いていくよ 眠りにつくことも出来ずに 愁いも歓びも 何一つなかった 天国も地獄も 行けないんでしょう 光すら見えない あまりにも暗すぎて 自分だけ傷つくなら もういっそ瘡蓋になる前に この世界なんて 沫になってしまえ 靴を揃える手は 震えそうなほど その正解なんて 何千通りもない 夢でも醒めたかのように 弾けて消えた