夏に咲いた雪雫に 願い込めて「迎えに来て」 この場所から連れ去ってよ 海の向こう空の果てに 嗚呼 時刻は正午 揺れるカーテン 向日葵が空見上げた 息が詰まりそうになる 凛と咲く花でも いつかは萎れてく運命なの ''命の浪費をするだけ'' なら 死んでいいですか? 神様も仏様も 生きる手助けしてくれないから 花に願い込める 「迎えに来てよ」 希望の星に 慰め星に 与えられた名誉には 不可思議な力が宿る 夜を越えて迎えに行くよ 海の向こう 雲に乗って この世界は美しいな 煌めく宝石のようさ 「あのね、ここから連れ出して」 「行こう見せてあげる 素敵な世界」 ''命を無駄にはしたくない'' まだ生きていいですか? 神様も仏様も 生きる手助けしてくれないなら 夏のままでいい 夜に咲く 光る花を ひとつ摘んで 道標にして 命繋いでる もういっそこのまま 夏に溶かされたら 幸せなのかな