宵待ちの波に乗ってみるなり 心乱れて 愛の突風(かぜ) 真(ま)に受けた HEY HEY 恋多きあなたにダッコするなり 姿いとしく 永遠(とわ)に舞う 夜のシャレード 夏の日の太陽だけが 欲望の影を伸ばす 糸が切れた凧のような私 常識のジャブを躱(かわ)し 反則の愛を放とう 心まで沁(し)む艶姿(あですがた) 見つめて 夢を見るのっていいじゃない 花散る間際の恋人達 それが僕らのもんじゃない 真夜中育ちの民よ頑張るのだ 逆巻く怒涛の葉っぱ徒然(つれづれ) 燃えてちぎれて 縁(えにし)かな 堕ちてゆく HEY HEY 待ちぼうけの月が去ってゆくなり 涙溢(あふ)れて 追いすがる このマスカレード 忘られた海の底で 真珠の一粒さえも 帰したくない今夜の私 抑圧の性(さが)は目醒め とこしえに夏は巡る 恋という名の物語教えて 熱い涙っていいじゃない 迂回路だらけの迷い子達 それが 人情(なさけ)ってもんじゃない 甘くて淋しい恋の虜(とりこ)なのだ もう一度あのKISSを頂だい 激しく燃えて 可愛いジャック・ナイフを踏んで 酔い醒めの朝なのに また虹が待ってる 夢を見るのっていいじゃない 花散る運命(さだめ)の恋人達 それが僕らのもんじゃない 真夜中育ちの民よ頑張るのだ