夢みたいな日々の中で どれだけの思い出を重ねたんだろう 隠した言葉の裏にあった たくさんの 想いにときめいたんだろう ずっと言えずにいた 言葉をつぶやいては くやむ 日々にそろそろさよならしなくちゃ どんなに願っても君は帰らない だから・・ 青くにじんでる この見慣れた景色でさえも 今はまだモノクロに染まってるけど 時はとまらずに 私の胸にはりついた 光だけが やさしく照らしている バカみたいにおんなじ毎日に 明日からの希望を見つけるのは むずかしくて 時が解決するだなんて 安っぽいなぐさめにすがるしかなく て ずっと待っていた部屋をでて 逃げるように街をでた だけど 目のくらむような君との日々が どんなにもがいても 消えてくれないの だから・・ 白くそまってる この見慣れない街でさえも 今もまだあちこちに君の残影 時は動かずに 私の胸にはりついた セピア色が 切なくにじんでいる 傷付き、傷付けあうだけの時間 それだけでも望むことは罪ですか 私のヒストリー 二人のストーリー かかえながら生きてくの だから そっと そっと 壊れないように ずっと・・ 赤くそまってる この見慣れない部屋の隅 光る指輪 そっとはずしてしまった 時は止まらずに 消えそうな過去の残滓は きらめいてはまたたき消えていく そしてまた ひとり 続いていく
