出来事 今夜は きっと忘れられない 始まりは遠い 彼女が少女だった頃 随分経ったけれど 今日がやってきたのです 七色カーテンが開いて 奏で出すの 幸福のシンフォニー サルバドール クリムト フェルメール フィンセント ユトリロ どうぞ好きに描いて 一生モンこの風景 ありがとう 何度も言わせて この喜び 幸福のシンフォニー 長く短い 未開の旅路 迂回路ばかり いと不可思議 崩れかけてたバベルの中 息を殺してたあの白百合 ゆらめく想い 憂い溜め息 甘くて苦い 時の瞬き 終わり始まり移ろう間に サナギは蝶の姿 「創造の点と線 はためく」 乾いた波打ち際へ 押し寄せてく 幸福のシンフォニー 「混ざり合ってずっと手招く 踊るようにそっと照らした」 夢の暁 今確かに エデンの景色 身も漫(そぞ)ろに 迂闊な胸はただ無性に 仰ぎ見つめてるその眼差し 例えば不意に 枯れるとしても この高鳴りは 色褪せない 溢れるままに零れ落ちて 頬を伝って流れ続ける
