悲しいことでは 涙を流したくないと思ってた 大切な人が旅立つ その時だけがいいな 辛いこともあるよね 逃げてもいいんだよ 心配ない なんとかなるから 閉じ込められて もがいて 鍵をかけて 「大丈夫」と嘘をついて 最後に空を見上げたのは いつなんだろう 鍵なんてないことにも気付けぬまま どうすればよかったのかと 意味のない道を彷徨う あの時 あの場所 あの事 やり直せたらいいな 嫌な事だらけだね 目を逸らしてみて 見えるかな 探してたものが 閉じ込められて もがいて 鍵をかけて 「大切だ」と嘘をついて 最後に胸が晴れた日は いつなんだろう 「価値なんてものはないんだ」 と想ったまま 笑ってたあの頃が眩しくて 過去を羨む時もあるよね 遠回りしたっていい 歩き出せるなら こじ開けたくて 拒んで 鍵を求めて 大事なものに気が付いて 最初に俯いたのはいつだっただろう 「諦めたくはない」と空見上げた