Track by川中美幸
襖一枚へだてても あなたの寝息がきこえます 郡上のナー 郡上おどりの盂蘭盆会 心の火照りをもて余し わたし…わたし…寝返りをうつ 帰り支度をいそいでる あなたの姿は見たくない 泣いてナー 泣いて明かした仮の宿 一年一度を待ち侘びて わたし…わたし…溜息をつく 水路めぐって秋の風 御霊を送ればうろこ雲 別れナー 別れせつない夢のあと ふたりで一緒に暮らしたい わたし…わたし…呟いてみる