流れ星は待ってくれないさ 見逃さぬように目を凝らしては 息まで止めちゃって ポケットの中のごめんねとか 乾いて消えちゃった涙とか いくつも飛び出して 今更 頭上を流れた 光に想いを押し付けた 時間や距離を超えて 届いた言葉を並べたら 星空みたいだ 君にも見えるかな 君にも見せたいな 剥がれ落ちていった絆創膏 いつの間にか消えた傷跡は 今でも憶えている 真似っこで歩いた道だとか はしゃいで見逃した花火とか どれもが愛おしくて 今更 胸を駆け巡る 痛みは魔法のようだった 時間や距離を超えて 届いた言葉を掲げたら 篝火みたいだ 君にも見えるかな 君にも見せたいな 僕が歩く暗闇の先に 君が歩く暗闇があるのなら そこまで行きたい どうかこの声よ 君のもとまで飛んで行け 君がくれた全てが光るから どんな暗闇も怖くはなかった 五線譜の荒野を走り回って 君と見つけた音符が踊るんだ おかげで産まれた僕のこの声で 歌って 紡いだ こんなメロディで 次は君の暗闇を照らすから