こんなに汚れた背中でも ちゃんと押してくれると言った 貴方がここに生きてることが 今はただ嬉しい その日は激しい雨で 気持ちにまで傘さえささずに 過ちだけを抱きしめながら 何処へだって歩いた 言葉なんて役に立たない 優しさなんて瞳には見えない 全てが罪でも愛してられると こんなに汚れた背中でも ちゃんと押してくれると言った 貴方がここに生きてることが 今はただ嬉しい 片道なら切符はあるけど 降りるはずの駅さえ見失って こぼれただけの涙の数を いつだって数えた 間違えたって不思議じゃない 飛び立てるような気がしてる 荷物は要らないと笑えるくらいに こんなに震える身体でも そっと支え続けてくれた 貴方を少し守れるならば 何だって賭けよう こんなに汚れた背中でも ちゃんと押してくれると言った 貴方とここに生きてることが 今はただ嬉しい 世界の終わりに答えるならば 僕は何も言えないでいよう 明日がずっと来なくても ふたりでなら きっといける