人は重いコート背負い 足早に過ぎる 風は朽ちた木の葉連れて たそがれを吹き過ぎる 愛されるより 愛する方がいい 傷つけるより 傷つく方がいい それで良かったはずなのに 今の私は 悲しみ背負い 季節にふるえる 冬木立 町は今日も口を閉ざし 寒い夜に眠る 愛はさようならも告げず 街角に消えてった 許すことさえ 今更むなしくて 頬を流れた 涙のあともない そんなはるかな恋なのに 今の私は 面影抱いて 季節にふるえる 冬木立 愛されるより 愛する方がいい 傷つけるより 傷つく方がいい それで良かったはずなのに 今の私は 悲しみ背負い 季節にふるえる 冬木立 季節にふるえる 冬木立