この確かな時間だけが 今の二人に与えられた 唯一のあかしなのです ふれあうことの喜びを あなたのぬくもりに感じて そうして生きているのです くもりガラスを伝わる雨のしずくの ように ただひとすじにただひとすじに ただひたむきに それはばかげたあこがれか 気まぐれな恋だとしても 雨はきっと降り続く くもりガラスをたたく雨の音かぞえ ながら どうぞこのままどうぞこのまま どうぞやまないで さよならは涙とうらはら さめたコーヒーのようなもの だからいつまでもこのまま どうぞこのままどうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのままどうぞこのまま どうぞやまないで