もしもあの時そばにいたなら 今振り向いたら なにもかもなくなっちゃいそうだ そう だから見ないふり 唇きつく結ぶ もしもあの時そばにいたなら なんて言ったかな ねえ 君はなんて 答えるの このままずっと 何も知らないで この距離感で いたいよ 少し不器用で 少し大人びて 未完成な感情ばかりが 心を支配する 君はなんて答えたかな 知りたい 知りたくない 知りたい 目で追った先に カーテン越しのシルエット 向こう側にはきっと 秘密がひしめいてる 背を向けながら見上げた空を まだ覚えてる 音だけを消した あの日を このままずっと 何も言わないで この瞬間を 手折って 誰も触れられない 宝箱へ 仕舞っておけたら良かった なんて身勝手で 君を閉じ込めるだけの 寂しい絵空事 ごめんね カーテンを 風がさらって 止め処なく こぼれる秘密 知りたい 知りたくない 知りたい 知りたいのに このままずっと 何も知らないで この距離感で いたって 誰も叱らない 誰も気にしない 弱虫って笑われるかな だけど怖くて 君が遠くなっちゃうから このままずっと何も知らないで この距離感でいたいよ 少し不器用で 少し大人びて 未完成な感情ばかりが心を支配する 君はなんて答えたかな 知りたい 知りたくない 知りたい