Track byyeti let you notice
大抵は来なくなるが 1人のみ日曜日を欠かさない 突き出す糸杉の枯れ枝 曇り空を咲いた 狂いなく並んだ石 その姿はずっとそこにある 変わらない横顔 浮き立った肋が描き出した 縞模様の様な陰影が その時の彼等とそれまでと それからを暗示していた 「ゆるさない」と凍えた鳥 その紳士は重い口を開く 「この世で1番綺麗な景色を 思い出すだけなんだ」と。