そして彼はまた眠りについた 磨り減ったブーツの紐をほどいて 明日は何処へ行こう? あてのない旅路のその果てに 楽園を信じてる 窓のない部屋に 闇がこだまする 惰性で転がる 流れ者の日々 帰る場所はまだ見つかりはしない 夜は明けるのに 夢は醒めるのに ♪ そして彼はまた歩き始めた 磨り減ったブーツの紐を結んで 「ありがとう」 「さよなら」 繰り返すたびに溶け出す Emotion 指でそっと拭った 朝靄の彼方 太陽が昇る デルタの恵みに生かされる命 ただ君が微笑う それだけのことで 優しくなれるよ 愛しくなるよ Ah 繋がってく Ah 続いてく ♪ 窓のない部屋に 灯がともる 道を照らし出す暖かな光 帰る場所はまだ見つからないけど 楽園はきっと胸の中にある 探さないで 感じればいい