日焼けの後がもう消える頃 また寂しさ募る 花火の後残り香のような 夏の終わりの海 波の音は今もあの日のまま 潮風に染まる君の髪なびく ただ愛しかった日々 僕の胸の奥で 夕焼けよりも赤く色づく 甘いレモネード喉を濡らすたび また夢を見てる 瞼のフィルムに鮮やかに映る 若すぎた2人 <演奏> ゆらゆら沈む光 指先触れる仕草 やわらかなほほえみが 今も、心、乱す 時に激しく 波のように やがて夜の海、幻は消えて ただ深くなる闇 僕は泳いでゆく 心にある光を探して 右胸のあたりほのかに残った また君が香る 瞼のフィルムに鮮やかに映る 若すぎた二人