待ちきれない 片道を歩いてみる 君はどうってことないような 顔をする だけどね 今はね 信じていたいから 君を待つ もう帰れやしないけれども 待ちわびた 五月雨のなか 寂しさと道連れの 生きながらえたように強く 心もとなく 咲き乱れる花 とりとめのない 今を生きるの 会えなくても 叶わないと分かっても 振り払っても 僕には君が全て 会いに来たんだ もう君と巡り会ったんだ 愛なんて バカバカしいほどに美しいな そう言って笑って枯れかけてた あざ笑うような朝を浴びながら 僕はどうしようもないような 顔をする あれこれ 考え 恋をしてしまうから 痛ましく でも美しく傷つこう 街はbitter ほろ苦いまま 虚しさと引き換えに 落ち着かせるほどに孤独 時も流れず まだ無音のまま とりとめのない 今を生きるの 思い出しても 虚しいことを分かっても 君の寝顔 その声が愛しくて 愛を見たんだ もう君と巡り会ったんだ 朝を照らすオレンジの蕾が 苦しいんだ 「もういい」って 離していなくなった そう言って笑って枯れかけてた