月に吠えたのは 誰のせいでも なくて あなたの笑顔を 忘れそうな だけ 君が泣いたのは 誰のせいでも なくて 自分の弱さを 受け入れた だけ まわるまわる世界 振り落とされない ように 遠吠えが聞こえたら それははじまりの 合図 君を食べたのは 特に理由は なくて あなたのぬくもりを 閉じ込めたかった だけ 失う悲しみに すっかり臆病に なって どこかで勇気を 無くしてしまった みたい 月が黒い山を 転げ転げ 落ちた 夜に 遠吠えが聞こえたら それは君を呼ぶ 声だ まわるまわる世界 振り落とされない ように 遠吠えが聞こえたら それははじまりの 合図