おばけなんていない

歌詞

種も仕掛けもない町はぐらぐら 揺れて 季節は巡り ぼくはあと何度風邪をひくのだろう 帰り道 頭の中は誰よりもおしゃべり 嫌われるのが怖いんじゃなくて きみを疑っているのだろう 大丈夫 明日には全部良くなるはずさ はやくなる心臓 おやすみの合図 誰より優しくいたいのに！ 痛いのはこわい こわいのはきらい 上手になったしんだふり おばけなんていない そういうことじゃない だってだってありえない 砂の中光るダイヤがきらきら まぶしくて転んだ 今になって気づく あれはダイヤなんかじゃなかった くらくらするほど泣いた 後の夕焼けは霞んで 孤独や悲しみのすべてを 知ったような気になって 科学的に証明なんてできない あの子がいること いないこと 比べてばかりのぼくのこと 堂々巡りの自問自答 「あんたなんかきらい いてもかわらない 花いちもんめの売れ残り」 ききたくもないことばかりうるさい それってちょっとありえない 痛いのはこわい こわいのはきらい いつまで逃げてるつもりだい? ぼくのなかでずっと おばけは言うけど そんなこと知ってる …からこわい！ こわいのはきらい いつまで経っても変われない ぼくはおばけじゃない ちゃんとここにいるって そんなこと知ってる