沢山知った言葉と同じくらい 忘れてしまったことが幾つもあって そういえば君の涙をもう 随分 見ていないような 決まりきったセリフで一日を終えて その瞬間少しホッとしてる 大切なはずだ 選んだのは僕だ まるで自分を脅しているよう 行きたかった場所も 生きたかった今日も同じだったのに いつからか君が見る僕が 僕は怖かった 失くさないように 壊さないように 例えその全てが嘘だったとしても 傷付けることなく 悲しませないなら そうやってひとりにしたんだ 何度 結び直しても解けていく靴紐 磨り減った靴底 僕の心 君が気付かない訳 ないことも知っていた それでも嘘じゃないこと それが尚更傷付けた 失くさないように 壊さないように 守りたかったのは自分のほうだった 同じだけ傷付き 同じだけ泣けば良い 変わらずに変わりゆく日々 離れずに重ねるように