弐礼弐拍手壱礼

歌詞

思いを解く度に 人は嗚呼、魔を見せる。 深く、深く呼び醒ますやうに 神を求めて廻れ。 暁、燻る煙草に 喜怒哀楽が染み付く。 兎角藻掻く、消え惑ひ人よ この祭囃子、聞こえぬか? 幸か不幸かなんぞ 何にも気にはしないから、さぁ! 天手古舞の貴方も 徒なる貴方も 共に進めや、往来! 弐礼弐拍手壱礼で 乞ふのならば、参りませう! 老若男女も関係無く皆舞い踊れ! 弐礼弐拍手壱礼で 人生、喜楽に生きて行け。 鼻唄交の余生、只。 呑まれてる儘じゃ終われない。 まだ、続く神楽! 酒飲んで酔え燃えろや燈芯 果てろ、善悪や桃源郷の盲信 陽炎揺らぐ、新感覚の好機。 天地一切清浄祓給え! 螺旋、絡まり合う現実 くぐもった影が暮れる。 梲 上がる事のない運命、 祭囃子で掻き消すよ。 口角上げるくらいに 鳴れや、鼓や鈴の音よ。 千客万来、来たれや 応じる儘、騒げや 永遠に続けや用足る迄。 弐礼弐拍手壱礼で、 人生喜楽に生きて行け。 真善美は成る一秒で。 玉響、信じるだけで。 神輿担ぎ練り歩け! 弐礼弐拍手壱礼で 御手を拝借、打ち鳴らせ! 誰も彼も関係無い、さぁ舞い踊れ! 弐礼弐拍手壱礼で 人生、喜楽に生きて行け。 鼻唄交の余生、只。 呑まれてる儘じゃ終われない。 まだ、続け神楽! 此の身散る迄。