おはよう、なんて すぐにゴミ箱に入れしまいたかった 太陽なんて ずっと登らなければよかった 散らかった部屋 抜け落ちた髪の毛やゴミに 気を取られて全然進まない朝の準備 いつも通りの顔して 内側でだけ泣きそうで 息切れしたまま ただいまおやすみのときまで 今日もやり過ごせたら ちゃんと自分にご褒美をあげよう 目を閉じてゆっくり息を吸おう おやすみ なんて 布団にくるまっても 眠いだけで眠れなかった このままこうしてずっと 頑張らずにだらだらしてたかった いつも通りの顔して 内側でだけ 泣きそうで息切れしたまま いつも通りの心で 外側でだけ 流されて口塞いだまま ただいまおやすみのときまで 今日も波風立てずに ちゃんとやれたらご褒美をあげよう そんな日々に手を振る未来を