髪の香りは薄れぬ想い 君に…逢いたい 逢いたい 君の手を引いて歩くアーケード ぶら下がる 七夕飾りを上手く かわしながら 人混みに 飲まれて 少しだけ強く手を握りしめて にじんだ汗をそっと君が 「暑いよねー」って拭いてくれた 二人で並んで 花火見上げ 「綺麗だね」って笑っていた 思い出すよ 君が好きだった 一番町通り沿いの井ヶ田に並んで 食べた抹茶ソフトの味は 今も変わらないあの夏のままだ 君が去って幾年 短い夏は今年も来るよ この季節一瞬の燃える太陽が 君との思い出照らすみたいに 僕は今も君の姿求め こうして街並みを歩いて 夏の風吹き抜けるクリスロード 君への想いも 色褪せぬまま 遥か遠くまだ夢の中 並んで歩いたケヤキ並木 髪の香りは薄れぬ想い もう一度 逢いたい 逢いたい 一人 夜空 見上げる僕の 想い出 照らす 仕掛け花火 髪の香りは薄れぬ想い もう一度…逢いたい 逢いたい 突然の君からの着信に 慌てて向かった改札で君が 俯いたまま ポツンと立ってるって そんな夢を見て 眠れなくなった夜に思う 「ただいま」って泣き笑う君の声に 「おかえり」って僕はどんな顔するんだろう? たとえば薄着の君に見とれながら 少しホッとしたりもするんだろうか? 見違えるくらいキレイになった君に 比べ さして変わり映えのしない僕で 君の目には僕がどう映るのかなぁ? なんて思いながら一人歩く小路 君が語る東京での暮らし 僕には夢見たいな話届かない そんな距離をギュッと感じながら 君を誇り「がんばれ」って思ってるんだ 君に今も恋い焦がれながら 裏腹に君の背中を押して 二人歩いた広瀬川のほとり 胸に抱いたまま 言えないままで 今も君を想い続ける 僕の声は届いてるか? 髪の香りは薄れぬ想い もう一度…逢いたい 逢いたい 遥か遠くまだ夢の中 並んで歩いたケヤキ並木 髪の香りは薄れぬ想い もう一度…逢いたい 逢いたい 君を乗せて動き出してく 「はやて」の君は姿遠く 一人残るホームでつぶやく 届け…がんばれ がんばれ