デイジーで編んだ冠を被って 道端に花を並べ香りを撒いても 当然ね 根のない美しさ可愛らしさは 酷く踏みにじられて 行く まるで火のように 踊りを踊ったあたしに 少しだけ息継ぎの余裕を 恵みの雨を降らすことは 出来そうにないけれど あなたの気を紛らわす位なら 喉元にある槍の矛先 祈りを捧げて ライク ア 「〇 」 甲冑の間から覗く目の中にも 憎悪を見いだす術が 身に付いているの 指折り数えた傷で作った 異形のドレスに 何一つ秩序の無い指で触れないで 生きている花 朽ちている茎 在るだけ並べ踊り明かそう 祈りを捧げて ライク ア 「〇 」 幾らでもあげるから 振りかざす松明を どうか吹き消して頂戴 油を塗りたくって 燃やすのはいつだって 同じ痛みばかりで 爛れて血を流す あなたもあの子もあたしも 祈りを捧げて ライク ア 「〇 」