色褪せた 楽譜をなぞる 校庭で 声が聞こえる 汗ばんだ指に インクがつく 何度でも 何度でも こうして 擦り切れた 布にくるんだ 星屑を 握りしめてた ぎこちなく ゼンマイを回して カチカチと動き出す 遠くにいた あなたにまた 伝えていいなら 届けていいなら 塗り潰そうぜ 見果てぬ果てへ 未だ 行けるというなら 静寂を裂いて チャイムが鳴ったって 瞬間だけ 重なるその線を辿って 黒板の文字は もう粉だ どこかに散ってった 思い出の歌はこうして ララ ルララ ルララ 夜の端っこに 孔を開けた跡を 塞げないまま 明日の向こうで 塗り潰そうぜ 見果てぬ果てへ 未だ 行けるというなら 静寂を裂いて チャイムが鳴ったって 瞬間だけ 重なるその線を辿って そこで伝えられるなら (色褪せた 楽譜をなぞる) (校庭で 声が聞こえる) (汗ばんだ指に インクがつく) (何度でも 何度でも こうして)
