ねぇ、 あのとき言おうとしたのは何? 聞きそびれたのが悪い それはわかってるけど 戻せない時を憂い 思い出すのは笑い合ってる 放課後の匂い なんでかな どうにも楽しい記憶ばかりが いつまでもそばにいるんだ もう離れなくちゃいけないね 呼ばれる声に振り向かなかった 少し切なくなってもいいよね 二度と会わないんだって 言い聞かせた だって、だってそうじゃないと 何もないフリは無理だった 暗闇に灯る光を消した ひとり歩くための代わりが要るんだ だって、だってそうじゃないと 僕を守るサーチライト 昨日食べたチョコレート 手作りだと知ったのは今日で 失ってから知る そればかり繰り返す今日で 明日なにしているの?って 聞かれた意図がわからなくて 過ぎ去ってからわかる 昨日は僕らが出会った日で どうでもいいような日常を 叩き割ったのはこの手だ 粉々になって キラキラ光って 片付けたって消えないよ どうしようもなく過ぎていく季節に どうにか続いて欲しいと願う だけど自分の非力さが 浮いてくるんだ だって、だってそうじゃないか 時に「何でもできるよ」って 奮い立たせる必要もあるけど どうにもならないことで 溢れてるんだ 今日も明日も この世界も そうだ、かざせサーチライトを だから今日も僕は音をまとい お気に入りのヘッドフォンをする ひとりでも笑えるように ひとりでも笑えるように だから今日も僕は音をまとい お気に入りのヘッドフォンをする そしてまた聞きそびれるんだ 大切な誰かの声を 呼ばれる声に振り向かなかった 本当は聞こえていたかもしれない 呼ばれる声に振り向かなかった 少し切なくなってもいいよね 二度と会わないんだって 言い聞かせた だって、だってそうじゃないと 何もないフリは無理だった 暗闇に灯る光を消した ひとり歩くための代わりが要るんだ だって、だってそうじゃないと これが僕のサーチライト ねぇ、 あのとき言おうとしたのは何? 聞きそびれたのが悪い そうだよね。
