雨は降り止まない 急ぎ足を引きとめ 焦りだす心をいたずらにじらしている 立ち止まる事さえ忘れかけたあの日 気づかされた景色 感じてよ 交わされる足並みの音 言葉を無くした冷えた道 少しだけ流された時間(とき)戻して日射し待とうよ 雨をのぞんでいた 今日は一人でいたい カラになった胸を溢れるほど満たしたい 走り続けてたら前しか見えなくて 気づかなかった景色 見つけてよ 町並みに咲き誇る傘 彩(いろどり)の世界 花達は求めてた恵を受けて明日の晴れを待つだろう 【ナゼ…?】 こんなに泣けるのは【泣けるのは】 頑張りすぎたかな 【君に】 休みをあげましょう 涙は雨音が消してあげる 見ているよ 交わされる足並みの中 ふと空を見上げられたなら 少しだけ流された時間(とき)戻して 太陽みたいに笑って