満たされてるはずなのに 満たされない心 見えていたけど いつの間にか見えなくなった光 暗い部屋と電話から聞こえる愚痴を 耳塞ぐだけの自分に嫌気がさす 消えてしまいたくても 消えることのできない自分 聞こえてくる妄想の世界の人々の声 自分の『夢』とか『人生』とか どうでもよくて でも”本当”は どうでもよくなくて 現実から逃げて正論に目を塞ぎ どうでも良い話に どうでも良い愛想笑いする 何が”本当”で 何が”正しい”のかも判らないから 灰色の頭ん中でコトバ紡ぐ 雨上がりの街で 泣き続ける人達の声や 見て見ぬフリする足音に 何を求めるのだろう 悲しみなんてもう要らないよ 人の愛を信じて生きたいよ 繰り返される日々から逃げるように 答えは無いと判っていながら 何も変わらないと判っていながら 今日も君に心重ねる 雨上がりの街で 泣き続ける人達の声や 見て見ぬフリする足音に 何を求めるのだろう 心の『雑踏』の中で