過去を振り返るなと 偉い人は言うけれど 自分が走り続けたこの道を たまには振り返って 誉めてもいいですか? 自分を信じ続けたこの僕を 大丈夫 だってまだ胸は 高鳴り続けてるから ノーベル賞をとったあの人も 子供を育てあげたあの人も どちらもとても 素敵な過去でしょう? なにをやってもダメかもな あの人よりはまだマシかもな どちらも人間らしい性でしょう? 一喜一憂をくるくると 繰り返してなにが悪いの 正解の色も不正解の味も こんなにも ほら愛おしい 過去を振り返るなと 偉い人は言うけれど 自分が走り続けたこの日々を 過去に囚われるなと 強い人は言うけれど 自分が守ってきたこの機微を 今だけ立ち止まって 眺めてもいいですか? 積みあげ集めてきた宝物を 大丈夫 だってまだ思考は 巡り続けてるから (Becauseこんな自分Believe) 小説によくある裏切りや 誰かに話したくなるエピローグ 現実なら往々にして 悲劇でしょう? ドラマみたいな人生なんて いらない 悲観も楽観も すべて飲み込んできたんだ 単調に過ごすなと 賢い人は言うけれど 平々凡々な自分を信じることで 人に優しくなれたこの僕が 幸せかもなと思うのは ダメですか? 過去を振り返るなと 偉い人は言うけれど 自分が走り続けたこの道を たまには振り返って 誉めてあげると決めたんだ 後戻りするわけじゃない わかるでしょ? 大丈夫 だってまだ胸は 高鳴り続けてるから なぜならこんな自分ごと 信じてくれる人が そばにいるから (Becauseこんな自分Believe)