まさかこんな日がくる 何度描いただろう 汗ばんだ水色 夢中で眺めても 答えを身に纏って 少し暑くなった僕は 夏の陽射しを睨んだ ウォータースライダーのように 明日へ運ぶ水しぶき 汗にまみれた上着は 脱ぎ捨てて 滑り落ちるその先を 指でなぞるこの時も 全ての言葉は流れ 意味なんかないさ 「頭では分かってる」 いつもの言い訳 疲れ切った瞳で シミュレーションしても 答えに身を照らされ 思わず目をひそめた僕は 夏の陽射しを睨んだ ウォータースライダーのように 明日を映す水しぶき ひび割れたサングラスは 捨て去って 息もできぬ瞬間を 目も開かぬ瞬間を 流れを読むことばかり 意味なんかないさ 人それぞれの物語 常に事件を待ち望む ゆうべの誤ち繰り返し 一人眠る夢のはざま 濁った水に映る自分 慣れた表情で繰り返す 不確かな言葉 ウォータースライダーのように 明日を隠す雪景色 時代遅れのコートは 脱ぎ捨てて 足のつかぬ暗闇も 浮き足立った心で 強張った受け身なんて 意味なんかないさ ウォータースライダーのように 明日へ運ぶ水しぶき 季節外れの上着も 押し流して 熱で曇るゴーグルじゃ 見てるフリをしてるだけ 暗闇の絶景まるで ウォータースライダー