曖昧に濁された理由 私...忘れてやんない 魂(心)求め彷徨う 焔(憎)が消えゆくまで 叫びを 「痕」 瞳を開けば 夢の残滓 涙す 残る刺痛 触れても 消えぬ 故に 生きたまま死んでいるような感覚 捨て去って 塗り潰し 虚を彩ろう 離さず 掴んでいよう 僕は輝けないから 眩しく照らしてくれる 貴女が居るならば 憂いを帯びた魂(心) 月光と為り溶かすよ 水泡の絵空事 にならぬ様に 罵詈雑言に不平不満 自己完結ならば壁に吐いてろ 他人を見下し嘲笑う 不幸愛好者との縁を断ちきれ 壊れた時代に憂鬱、諦念 飲み込み 吐き出せ 余す事なく 誰でもない 自分自身を 殺さない様に 伸ばした指先から 零れ落ちるばかり 捧げ続けよう 無明に魂(心)染まろうとも… 全てを捨て忘れて 逃げる事はしないよ 後悔だけはもうしたく無い だから もう一度 離さず 掴んでいよう 僕は輝けないけど 眩しく照らしてくれる 貴女が居る居場所を 結ぼう解けぬ様に 満たし満たされよう 水泡の絵空事 だとしても 「懇」